出汁のような繊細さと旨さの中に、芯の強さがある。ーVincent Jeanniard Chambolle Musigny 1er Cru Les Cras ヴァンサン・ジャニアール シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ レ・クラ

出汁のような繊細さと旨さの中に、芯の強さを感じる。ーVincent Jeanniard Chambolle Musigny 1er Cru Les Cras ヴァンサン・ジャニアール シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ レ・クラ ワイン

30過ぎまで、ワインは美味しくない、割には無駄に高い、呑んだ翌日頭がすぐ痛くなる、とワインに対しては悪い印象しかありませんでした。

その時お取引先のお客様がなんとフランスに特化した会員制ワインバーを開店したと聞き、そのお祝いも兼ねておじゃましました。そこでワインを呑んで、「え!?ワインってこんな美味しかったの?」と僕の偏見は吹っ飛び、三つ目のチャクラが開きました。

それ以来、積極的にワインを呑むようになり、僕の人生にいくばくかの彩りを添えてくれています。

そんなお店も後数ヶ月で閉店というか、全く新しい別のジャンルへの挑戦をするという事で久しぶりに行ってきました。普段はグラスでハウスワインを呑むのですが、3人だった事もあり、1本開けて貰いました。それがこれ。

・Vincent Jeanniard Chambolle Musigny 1er Cru Les Cras 2009.ヴァンサン・ジャニアール シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ レ・クラ

プルミエ・クリュはほとんど呑んだ事が無いーVincent Jeanniard Chambolle Musigny 1er Cru Les Cras ヴァンサン・ジャニアール シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ レ・クラ

ホコリがヤバいです。どんだけ動いてないの。。

そして美味い。。。出汁みたいな感じがします。

マスターから女性的で繊細なワインです、という事で出して頂きましたが、確かにシャンボール・ミュジニーらしい、線の細い中にしっかりしたフィネスのある、絶妙なバランスの1本です。あ、僕はほとんどシャンボール・ミュジニーは呑んだことがないので、ここ耳年寄りでイキって語っています。ご了承下さい。

出汁のような繊細さと旨さ、しかし芯の強さがある。ーVincent Jeanniard Chambolle Musigny 1er Cru Les Cras ヴァンサン・ジャニアール シャンボール・ミュジニー プルミエ・クリュ レ・クラ

ヴァンサン・ジャニアール
ヴァンサン・ジャニアールは、レミ・ジャニアールの弟(8人兄弟(!)で、レミが長男、ヴァンサンは四男)です。2004年に父のドメーヌを継承したレミと異なり、ヴァンサンは1983年には家を出て、ドメーヌ・ポンソ、ベルナール・セルヴォー、ベルナール・アミオなどで修行を重ね、2000年に自らのドメーヌを興しました。
継承する畑をまったく持たなかった彼は、小さな区画を少しずつ買い増しながら、フェルマージュやメテイヤージュを細かく活用して徐々に畑を拡げ、現在は44もの小区画でぶどうを栽培しています。
「モレは面白いテロワールで、ジュヴレ・シャンベルタンのストラクチャーと、シャンボール・ミュジニーのフィネスや優美さを兼ね備えているようにも思えるし、また、豊富なミネラル分も大きな特徴だと思います。何年モレのワインを造っても、私自身、興味は尽きません」とはヴァンサンのコメントです。また、「できるだけ多くの人に楽しんでいただけるよう、できるだけ低価格で販売したいのです」というその言葉通り、彼のワインはブルゴーニュのドメーヌとしては屈指のコストパフォーマンスを誇ります。
「ジュヴレ・シャンベルタン村吹奏楽団」(あるんです!団員40名)でトランペッターとしても活躍する、芸術家肌の男でもあります。

引用元

マスターありがとうございます。ご馳走の1品でした。大満足。

 

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